一人目で産後クライシス 余裕がないのが原因だった?

私たち夫婦が産後クライシスに陥ったのは一人目の出産後でした。当時私は27歳、夫は26歳。若かったですが妊娠してから結婚したわけでもなく、なかなかできなかった待望の第一子、しかも夫が熱望していた男児でした。

なのに、産後は非常に夫婦の関係が悪かったです。大きな原因のひとつは、子供に先天性の障害があったことでした。命にかかわることではなく、手術で治療していくことのできる障害でしたが、出産後うちの両親はそれを受け入れることができず、顔を見に来ることがなかったのです。

間を取り持つべく、入院中は夫は奮闘していましたが、いつしか腹立たしく思うようになったのでしょう。しかし、いざ退院すると、初孫かわいさに両親も足しげく通ってくるようになりました。夫からしたらそれが気に入らない。でも私からしたら、ただでさえ初めての子供の上に手間のかかる障害児、普段家にいない夫よりも、頼みやすい自分の親に頼ることが増えてきました。

それに加えて、産後のせいか、一時夫の顔を見るのもいやになり、夫婦仲は最悪だったと思います。夫が子供の面倒を見ることもありませんでした。それもまた嫌気がさす原因でした。しばらくは離婚も頭をよぎるほど険悪でしたが、生後二ヶ月を過ぎて子供の首も座り、よく笑うようになり、夜も寝るようになって、私にも余裕が出て、夫も子供がかわいくなってきたようです。

そのころからなんとなく二人で子供の世話をするようになり、自然と元通りになりました。二人目は全くそんなことがなかったので、やはりお互いに余裕がなかったのかなと思います。

大切なのは、相手を思いやる気持ちと余裕、そして溜めないこと

初めての子供を産んだ後に、こんなに愛おしい人はいないというくらい自分の赤ちゃんが可愛くて可愛くてたまらなかったです。

主人とは、恋愛結婚で結婚して、3年目でした。妊娠中もつわりの時にも気遣ってくれたり、大きくなってくると腰痛がひどい私にマッサージをしてくれて、とても優しくサポートしてくれました。

出産も立会出産に間に合い、支えてくれて、仕事が忙しいのに合間をぬって入院中の娘と私に会いに来てくれました。

入院が終わって家に戻ると、ほとんど仕事が忙しく休みがない主人だったので娘と二人の生活が続きました。

どんどん娘への愛情が大きくなればなるほど、反比例して何となく主人のことがめんどくさくなってしまっていました。また、どこかでずっと愛情があるとはいえ、24時間自由がなく子育てをずっとしているのは私で、ずるい思ってしまったのが本音です。余裕がなくなっていて、相手を思いやる事が出来なくなっていたのだと思います。

主人は仕事が忙しくなり、私もこんな状態でイライラしていたので、お互いに喧嘩はなくても、いつもと雰囲気が違うなと感じていました。このままでは、いけないと思い、主人が、休みの日にお互いがどう思っているかを話合いました。主人は仕事が忙しく、きつく思っていたが、私がむすめの事ばかりで寂しく思ってしまったし、愚痴が言えなくなってたとの事でした。私も自分の気持ちを正直に伝えました。

すると、今まで愛情が抱けなかったのに不思議なくらい抱き締めたくなりました。一人じゃなかった、この人も苦しかったんだと反省しました。それからは、何でも言える関係で自分で言うのもですが、いい夫婦で家族だと思います。